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防犯管理は万全です [¡VIVA! ホテル内山田]

「ホテル内山田」の特徴としてまず書いておくべきことは、アスンシオン市内でここより治安のよい場所はないとも言える、その徹底した防犯管理ではないかと思います。上の写真は、ホテルの入り口にある高さ2メートルほどの鉄格子を外側から撮ったもの。この扉は、通常施錠されていて、宿泊客が出入りをするときだけ、フロントにいる係の女性が遠隔操作で開けてくれます。帰ってきたときは、写真の左上に写っているインターホンのボタンを押すと、フロントの女性が目視で確認したのち、解錠してくれるという仕組みです。

アスンシオンではここ最近、シェラトンやクラウン・プラザなど、海外からの要人を泊めるような、外国資本の高級ホテルの完成が相次ぎました。しかし、いくら設備が最新であっても、また警備員がたくさんいたとしても、こういったシティホテルは基本的にオープンですから、宿泊客を装えば、誰でも、おそらく私でも潜入できてしまうはずです。その点、「ホテル内山田」は上に書いたように、関係のない人は入ってこられない環境であるのに加え、夜は私設のガードマンが屋外で警備に当たってくれ、しかも向かいの役所には警官が常駐しているのですから、安心なことこの上なしです。

旦那は当初、ホテル住まいは気が進まず、(東京では到底手の出ない)一戸建てを借りて住みたかったようですが、そうするなると、やはりネックになるのが防犯面です。空き巣程度ならともかく、万が一誘拐でもされ、会社に身代金を要求されてはシャレにならないので、結局安全なホテル暮らしを選んだのですが、まさかここまで防犯態勢が整っていようとは、旦那も私も、まったく予想だにしていませんでした。(下の写真は、新館のロビーの様子です。)

「これくらいじゃ、別に驚かないよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、なんのなんの、今回はまだほんのサワリであって、めくるめく謎に包まれた迷宮に、文字通り一歩足を踏み入れただけに過ぎません。パラグアイの“リトル日本”、「ホテル内山田」の驚くべき実態について、以後少しずつご紹介していきたいと思います。

 


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