今夜はパスタ [本日のお買い物]
土曜日にご馳走を食べたので、今日は節約して、宿の部屋の台所で、スパゲティなすミートソースを作ることにしました。スーパーで買ってきた材料は、以下の通りです。
スパゲティ(400g):1735Gs〈約35円〉
牛ひき肉(140g):1211Gs〈約25円〉
玉ねぎ1個:326Gs〈約6円〉
バジル1束:413Gs〈約8円〉
ナス(大)1個:788Gs〈約15円〉
トマトピューレ(520g):2848Gs〈約55円〉
モッツァレラチーズ(220g):6192Gs〈約125円〉
ブイヨンキューブ1個:350Gs〈約7円〉
日本円で60円に満たない商品の中で、写真右上にあるモッツァレラチーズの125円が際立ってはいるものの、それでも日本で買うよりはずっと安いので、つい買ってしまいました。バジルも別になくても構わないものだけに、日本では買おうかどうしようか、よくスーパーの売場で悩んだものですが、この値段(約8円!)なら何の躊躇もせずに買うことができますね。スーパーや市場ではハーブ類の品揃えが大変豊富で、さまざまな種類のものが、かるくひもで束ねられたままの状態で売られています。
この中で外国製のものは、アルゼンチン製のトマトピューレとモッツァレラチーズ、それからチリ製のブイヨンキューブです。スパゲティも外国製かと思いましたが、こちらはメイド・イン・パラグアイでした。
上の材料8点で、しめて約280円。これで3~4食分になることを考えると、先日のシュラスカリアでのランチ2人分約1100円が、この国の基準からして、いかに贅沢であるかがおわかり頂けると思います。上に書いたトマトピューレやチーズのような加工食品や輸入品は比較的割高ですが、食料品は総じて安く、とくに国内で生産している肉や野菜などの生鮮食品は、どれも目を疑うばかりの値段で売られています。
しかし、スーパーで扱っている野菜はいずれも鮮度や状態が今ひとつで、「ナスはヘタの部分のトゲが痛いくらいに尖っているものを選びましょう」と、昔家庭科の時間に教わったものの、そんな新鮮なナスなど置いてあるはずがなく、ヘタ全体がカピカピに枯れてしまったようなものばかりなのが残念なところです。それでも「食べられるんだからまぁいいや」と思っていましたが、先日あるパラグアイ在住の日系人女性から、「日本に行ったとき、スーパーの野菜がどれもみな新鮮で、作り物みたいにピカピカしているのに驚いた」との思い出話を伺い、「ああ、確かに日本はそうだったなぁ」と、このときばかりは、あの清潔で日本語の通じる(当たり前ですが)地元板橋のスーパー『ライフ』が、少々恋しくなりました。